母を思う気持ちが『アイリーフ』の始まりでした。
現在、施設の運営を担当する田口は、営業職として大手メーカーに長年勤め、全国を飛び回っていました。しかし、高齢の実母のことを考え、岡山への移住を決意。母親を見てもらえる施設を探そうとしましたが、理想とするところがなかなか見つかりません。従来の介護制度や施設の状況にも、疑問を感じることが多くありました。そんな悩みを井上(代表取締役)をはじめとする知人たちに相談するうち、「理想の施設がなければ、つくればいい。」と決意しました。目指すは、「自分の親をみてもらいたい」「自分が入りたい」と思えるような施設です。そうして誕生したのが『アイリーフ』でした。
母の誕生日を祝う田口
心を通わす“心身介護”が、アイリーフの柱です。
「心」と「からだ」は両方の健康があってこそ、末永くいきいきとした暮らしを送ることができます。みなさまの意志を尊重し、したいことができるよう、心のケアに重きを置いた介護を心がけています。また、健やかな心身を保ちながら、明るく楽しい毎日を過ごしていただきたいという思いから、多くの施設で太陽光を採り入れた明るいスペースを確保。四季折々の自然に触れ、心にゆとりを持てる生活環境にも配慮しています。
スタッフとコミュニケーション
ご家族の方に、伝えていく責任があります。
皆さまのご家族の方々は、健康面などについてご本人以上に心配されていることでしょう。『アイリーフ』では、ご本人さまの日々の体調や生活の変化はもちろん、イベントで楽しそうにされている様子を手紙にしたため、ご家族の方へ届けています。定期的に発行する社内外の通信も好評です。これからも、家族のように身近に感じていただけるような取り組みを続けてまいります。
イベントの様子を定期的に伝えます
本当に良い介護はスタッフの教育から生まれます。
『アイリーフ』では年間40〜50のスタッフ研修を実施しています。より質の高いサービスをご提供するために、全施設の社員が話し合う機会を設け、成果が上がった取り組みを共有し、より良い介護の提供に努めています。
また、ご本人やご家族の方への満足度アンケートを定期的お願いし、ご意見を伺っています。いただいたご意見は、ご本人さま、ご家族の皆さまの安心につなげられるよう日々の介護へ随時反映しています。
アイリーフ 改善コンクール
楽しいアイディアがいっぱいのイベント
アイリーフには、楽しいアイデアがいっぱいに詰まったイベントが盛りだくさん。そのイベントの多くは、入居者様と一緒につくっていきます。どんな場所で、どんなことをしてみたいかをお聞きしながらスタッフが形にしたり、ご利用者様に楽しんでいただけるイベントをこっそり企画したりします。施設によっては地域の方々との交流も頻繁に行っており、ご利用者様も、地域の方も、もちろんスタッフも、全員がいきいきしています。
ダンスレッスン
いざという時でも、自分たちで食をまかなえます。
アイリーフは岡山県の北部に、『アイファーム』という農場を持っています。夏にはホタルが舞うほど水がきれいなところで、米や野菜を育てています。収穫物は、各施設で日々の食事として召し上がっていただきます。また、災害などの有事の際に、食料の供給が止まっても自分たちで食料を確保できるよう備えていきます。
アイファームにて野菜の苗植
充実した時間を、最後の瞬間まで。
誰にでも平等に最期が訪れます。人生最後の瞬間まで、充実した悔いのないものにしていただきたい。穏やかな気持ちで安心してその時を迎えていただけるように、ご家族の方々と共に寄り添い、サポートいたします。ご本人さまの尊厳に十分配慮しながら、心を込めて介護をさせていただきます。
お返事をいただいたお手紙の数々